不動産一括査定は匿名可?ネットサイトの口コミや評判の活用とデメリット | 鯨鑑定士の不動産売却

不動産一括査定は匿名可?ネットサイトの口コミや評判の活用とデメリット

2020.8.10

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持ち家を売却する際には、不動産一括査定を利用すると便利です。
利用の流れやシステムはもちろんのこと、匿名での利用はできるかも気になるポイントです。

どの査定サイトを利用するかはとても重要で、ネット上の口コミや評判が参考になります。
しかし匿名が主流のインターネットの世界の口コミや評判情報は鵜呑みにせずしっかりと情報判断しなければいけません。

この記事では、不動産一括査定サイト全般に関する情報サイトの選び方に加え、メリットとデメリットについてもご紹介します。

目次

不動産一括査定ってどんなサービス?

不動産一括査定とは、物件の売却価格を複数の不動産会社に査定してもらうサービスです。
ネット上には様々な一括査定サイトが存在し、たくさんの不動産会社が登録しています。

売却予定の物件情報を入力するだけで、登録してある会社から複数の査定を受けられるのが特徴です。

こざかな生徒
こざかな生徒

物件情報の入力だけで一気に査定が受けられるのは便利ですね

適正価格が分かるので、売却相場が分からない人にとってはぴったりのサービスですよ

クジラ先生
クジラ先生
こざかな生徒
こざかな生徒

何もわからない時は、とりあえず一括査定を受けるのが良さそうですね

不動産一括査定の流れ

不動産一括査定の大まかな流れは、次のようになっています。

  1. 一括査定サイトを選び、物件情報を入力する
  2. 査定結果の連絡先を入力する
  3. 条件に合った不動産会社の中から、依頼を出す会社を選ぶ
  4. 査定結果が届くまで待機する
  5. 電話等にて査定結果が伝えられる

まずは利用する一括サイトを選択し、売却したい物件の情報を入力します。

サイトによって細かい部分は異なりますが、基本的には以下のような内容です。

  • 所在地
  • 建物の種類
  • 築年数
  • 建物・土地面積
  • 間取り

入力されたこれらの情報をもとに、条件に合う不動産会社がピックアップされます。
表示された不動産会社の中から、依頼を出す会社をいくつか選びましょう。

選んだ会社に査定依頼を出し終えたら、査定の準備は終了です。
入力した連絡先に査定結果が届くのを待ちましょう。

連絡は電話で行われることが多いため、要望欄があれば都合のつく時間帯を伝えておくと安心です。

あらかじめ相場を調べておくと安心

物件の売却予定がまだ先で時間のある方は、査定を受ける前にある程度の相場を調べておくと安心です。

一括査定で複数の査定価格を比較することはできますが、適正価格を判断するのは売主自身です。
相場の感覚を持っていたほうが判断しやすいですし、悪徳業者に騙される危険も避けられます。

大体の相場を把握するため、以下の情報を参考にすると良いでしょう。

  • 土地総合情報システム
  • 地価公示

どちらも国土交通省によって提供されているサービスなので、情報源としては信頼できます。
それぞれ過去に行われた不動産の取引額や、標準地として設定された場所の適正な取引価格が調べられます。

この他にも、各都道府県が発表している基準地価、固定資産税通知書に載っている土地の評価額等を合わせて活用しましょう。

実際に訪問してもらうことも可能

実際に物件を見ることなく、オンライン上で済ませる査定は机上査定と呼ばれます。
その一方、実際に家を訪れて査定してもらう方法は訪問査定と呼ばれます。

上記の流れは机上査定となっていますが、依頼を行えば訪問査定も可能です。
机上査定を依頼した不動産会社の中からさらに、訪問査定を依頼する会社をピックアップします。

家の様子を直に確認してもらえるため、より高精度で信頼のおける査定結果が得られます。
机上査定または訪問査定の結果を参考に、最終的に契約を結ぶ不動産会社を選びましょう。

書類等の準備は必要?

一括査定を受けるために必要な書類等は特にありません
特に準備せずとも、上記の流れで簡単に査定が利用できます。

不動産一括査定の大まかな流れ

ただし、机上査定後に訪問査定を受ける場合、下記書類を用意しておくとスムーズです。

  • 登記済権利書または登記識別情報
  • 測量図・図面
  • 購入時の売買契約書
  • 新築時の設計図書
  • 固定資産税納税通知書(マンション)
  • 管理規約(一戸建て)

また、売却までしっかりと見据えている場合は、以下の書類を頭に入れておきましょう。
査定から売却までの流れがスムーズに進みます。

必要な書類あると良い書類
身分証明書
実印・印鑑証明書
登記済権利証・登記識別情報
間取り図・測量図
固定資産税通知書
地積測量図・境界確認書
建築確認済証・検査済証
利用規約(マンション)
住民票
固定資産税評価証明書
耐震診断報告書・アスベスト使用調査報告書
建築設計図書・工事記録書
地盤調査報告書・住宅性能評価書・既存住宅性能評価書
住宅ローンの償還表
銀行口座書類

査定書の見方について

机上査定の後に訪問査定を依頼すると、より詳細で根拠に基づいた査定結果が得られます。
査定書に正式なフォーマットはないため、不動産会社によって多少は異なりますが、基本的な内容は同じです。

査定項目と内容について、以下の表を御覧ください。

各項目内容
調査の対象物件査定した物件に関する情報
物件の査定価格実際に売り出す際の目安価格
査定価格の根拠その査定価格になった理由や導くための計算式
類似物件の取引事例類似物件が過去に売却された時の価格

この中で最も注目すべきポイントが、査定価格の根拠です。
物件の種類や築年数等の数値だけでなく、日当たりや交通アクセス、周囲の施設等、多角的な視点でみた根拠が記載されています。

根拠がどれほど明確で詳細かという点は、仲介を依頼する会社を決定する際の参考になります。
査定書によっては、流通性比率という数値が載っていることがありますが、重要な数値なので確認しておきましょう。

1.00を標準の値として、その物件が不動産にとって売りやすいかどうかが示されています。

また、類似物件の売却情報も不動産会社との相性を知る目安になるので、活用したい項目です。

査定依頼のキャンセルについて

既に契約を結ぶ不動産会社が決まった場合等、何らかの理由で査定をキャンセルすることがあるかもしれません。

査定がまだ届いていなければ、問い合わせフォーム等からキャンセルの意向を伝えましょう。

また、不動産会社と契約を結んだ後に他社から連絡がきた場合も、はっきりとキャンセルしておきましょう。

この際に言葉を濁すと何度も連絡が入る可能性があり、手間になってしまいます。

不動産一括査定のメカニズム

便利な不動産一括サービスですが、条件に合う会社の選定基準はどうなっているのでしょうか?
また、無料でサイトを使えるのにもちゃんとした理由があります。

不動産一括査定のメカニズムについて、ポイントを押さえていきましょう。

不動産会社ピックアップのメカニズム

不動産会社の選出基準は、どの一括査定サイトを利用するかによって異なります。
選出基準には様々なものがありますが、代表的なものが以下になります。

  • 不動産会社の規模や実績に基づいた選出
  • 物件情報に基づいた選出

一つ目は物件周辺エリアにある会社の中から、規模や実績で選出する方法です。
総合的に信頼度のおける会社が、優先的に選ばれます。

二つ目は、建物の種類に基づき、それを得意とする不動産会社を選出する方法です。
売主の物件と相性の良い会社が選ばれる確率が上がります。

これらはどちらも売主の役に立つ選出方法ですが、サイトによってはそうではないものもあります。
契約成立時の仲介料の高さが優先される場合など、必ずしも売主に利する選出ではない可能性もあるのです。

後述のデメリットで詳しく触れますが、信頼できるサイト選びも不動産売却に欠かせないポイントになります。

無料で査定を受けられる理由

一括査定サイトの利用は基本的に無料です。
便利なサービスを無料で受けられるのには、サイトの運営方法が大きく関わっています。

一括査定サイトの収入源はサービスの利用者ではなく、登録している不動産会社からの支払いです。
売主の目に触れる機会を増やして不動産会社を助ける代わりに、掲載料や仲介等の料金を受け取っています。

サイト運営者、不動産会社、売主間のウィンウィンな関係により、一括査定サイトは成立しているのです。

不動産一括査定サイトと不動産会社の関係

売買契約成立時は手数料が必要

一括査定は無料で受けられますが、それ以降は不動産との契約となるため、手数料が必要です。
訪問査定後に不動産会社に仲介を依頼し、売買契約が成立すると仲介手数料を支払います

仲介手数料は物件の売却額に応じて変わりますので、以下の表にてご参照ください。

売買金額仲介手数料の上限
200万円以下の部分5パーセント
200万円超から400万円の部分4パーセント
400万超からの部分3パーセント

手数料は宅地建物取引業法にて決められているため、上記の比率を超えることはありません。
売買契約の成立時に一度、物件引き渡し時に一度と、基本的には二度に分けて支払う形がとられます。

匿名でも一括査定は受けられる?

不動産一括査定を行う際、基本的には氏名や連絡先等、個人情報の入力が必要です。
しかし、営業電話を避けたい人のように、匿名でサービスを受けたいと思う人もいるでしょう。

匿名で全くサービスが受けられないかと言えば、そういうわけではありません。
一括査定サイト全体からすると少数ですが、匿名サービスを行っているサイトも存在します

また最近では、人工知能を利用した匿名査定サービスもあり、手軽に査定を行えます。

匿名査定で注意したい点は、詳細な情報を入力した場合に比べ、査定の精度が大きく落ちることです。

手始めに相場をチェックする時などは便利なので、状況に合わせて上手く使いこなしましょう。

こざかな生徒
こざかな生徒

匿名でも受けられるサービスがあるのは嬉しいですね

ざっくりとした査定にはなりますが、参考程度に利用するにはぴったりです

クジラ先生
クジラ先生

不動産一括査定サイトの選び方

不動産一括査定を受けられるサイトはたくさんありますが、どのようにしてサイトを選べばよいのでしょうか?

一口に一括査定サイトと言っても、サイトごとの特徴や強みがあり、査定結果も変わってきます。
サイトを選ぶ際の指標を以下に挙げていくので、各項目を押さえましょう。

登録している会社数

多くの不動産会社が登録している一括査定サイトは、それだけ信頼されている証拠でもあります。
登録会社が多いサイトは基本的に規模も大きく、利用者もたくさんいるため安心です。

物件の条件とマッチする会社も多く表示されるため、複数の会社に査定を依頼できます。

逆に登録会社数が少ないサイトだと、条件に合う会社が少なく、選択肢が狭まってしまいます。
査定依頼を出せる会社が少ないと適正価格が分からないため、売却に失敗するリスクも高まります。

対象エリアの広さ

どれくらいの地域をカバーしているかというのも、重要な判断基準の一つです。
全国の地域を対象とするサイトもあれば、都市部等の一部地域に特化したサイトもあります。

あらかじめ自分の物件の所在地がカバーされているかどうかチェックし、条件に合うサイトを使いましょう。

同時依頼の上限数

同時に査定依頼を出せる上限数も、サイトによってかなりバラつきが見られます。
同時依頼の上限数は6社の場合が多いですが、4社や5社などそれより少ないサイトもあります。
また、多いところでは上限数が10社以上のところもあり、この数もサイト選びの指標です。

同時に依頼すればするほど良いというわけでもないので、必要な数を満たしていれば問題ありません。
上限数が必要な数に満たない場合は、数度に分けて依頼を出す手間がかかります。

サイト運営歴・信頼性

不動産一括査定サイトとしての運営歴は、そのサイトが信用に値するかの指標の一つとなります。
長くにわたって運営し続けるサイトであれば、安心して利用できます。

運営歴がまだ短いサイトの場合は、登録している会社数等と照らし合わせて判断すると良いでしょう。

また、サイトを運営している会社が信頼できるかチェックしておくのもポイントです。
物件情報や連絡先を預ける先として問題のない運営会社を選びましょう。

過去の不動産売却実績

不動産一括サイトの中には、過去の売却実績を載せているところもあります。
たくさんの売却実績があれば信頼性も高まりますし、自分の物件に似た条件の売却実績があるかもしれません。

サイトを利用する前に一度、実績が掲載されているかチェックすると良いでしょう。国土交通省のホームページにも不動産取引価格情報検索というページも用意されており、過去の実例がデータベースとして公表されております。

サポート体制の充実

サポート体制の厚さも注目したいポイントです。
一括査定サイトには電話での問い合わせサービスを行っているところもあり、困ったときの助けとなります。

何かしらのトラブルが起きた時の事を考え、可能であればサポートの厚いサイトを選んでおきましょう。

サイトの信頼性を保証する要素でもあるので、運営歴等と合わせて確認しておくのがおすすめです。

机上査定サービスの有無

机上査定が利用できるかどうかは、基本的な事柄ですがとても重要です。
最初から訪問査定を頼むよりも、机上査定の結果を見た上で訪問査定を頼んだ方が安心です。

不動産会社が決まっていないのならば、出来るだけ机上査定を受けられるサイトを選びましょう。

複数のサイトの同時利用

一括サイト選びに迷い、なかなか決められない時は、2つ以上のサイトを合わせて使う方法も有効です。
査定自体は無料でできるため、一つのサイトに絞る必要はありません

特色の違う二つの査定サイトを組み合わせれば、より厚みのある査定結果が得られるでしょう。

不動産一括査定サイトを選ぶ時のポイント

ただし、多くのサイトを使いすぎると混乱を招くため、節度を守り、必要な範囲で利用することが大切です。

ネットサイトの口コミや評判の活用

上記に挙げた指標をもとにサイトの良し悪しを判断するだけでなく、口コミを見ておくことも大切です。

口コミを上手く活用すれば、より客観的にサイトを捉えることが可能です。
同様に、一括サイトサイトランキング等もチェックしておくとよいでしょう。

ここでは、口コミやランキングの活用方法について見ていきます。

口コミを上手く活用しよう

ネット上には、不動産一括査定サイトの口コミをまとめたサイトが多数存在します。
すべての口コミを信用するのは危険ですが、参考になる口コミがあることも確かです。

一つだけの口コミに注目すると偏りが出るので、全体的な口コミの比率を見るとよいでしょう。
特に、悪い評判が目立つサイトには注意し、慎重に吟味する必要があります。
また、具体的な内容が少なくただ褒めるだけの口コミも、あまり参考にはなりません。

サイトの対応や利便性等、具体的なサービスに対する口コミの方が重要です。

それらの口コミをサイトに記載されているサービス内容や特色と照らし合わせることで、信頼性がぐっと増します。

さらに、不動産一括査定サイト自体に口コミのコーナーが設けられている場合もあります。
情報の公開元としては信頼できるので、これらの口コミも併せて参照しておきましょう。

ランキングサイトも活用しよう

口コミと一緒にチェックしておきたいのがランキングサイトです。
各サイトがそれぞれおすすめの一括査定サイトをランキング順に掲載しています。

いくつかのサイトのランキングから人気の一括査定サイトを探せて便利ですが、それだけではありません。
ランキングに載っている不動産会社には、会社規模等いくつかの情報が付属しています。

登録会社数や机上査定サービスの有無等、上記に挙げたサイト選びの指標が載っていることも多いです。
ランキングと同時に指標もチェックできるので一石二鳥です。

一つずつ査定サイトを吟味しては効率が悪いので、時短のためにもランキングサイトは欠かせません。

ただし、ランキングサイトに掲載されている情報にミスがあったり、古い情報の恐れもあるので注意が必要です。

候補のサイトを絞り込んだら、ランキングサイトの情報と同じかどうか、実際のサイトで確かめましょう。

こざかな生徒
こざかな生徒

どの不動産一括査定サイトを選ぶかが、とても大事なんですね

信頼できるサイトを選ぶためにも、いろいろな角度からチェックしておくと安心です

クジラ先生
クジラ先生
こざかな生徒
こざかな生徒

口コミやランキングサイトも参考にしてみます

情報を鵜呑みにせず冷静な判断を心がけることが、口コミを最大限に活用するポイントです

クジラ先生
クジラ先生

不動産一括査定のメリット

不動産一括査定の流れや仕組み、口コミの活用についてまとめたところで、一括査定のメリットをまとめましょう。
一括査定には多くの点で優れたメリットがあります。

無料かつ手間いらず

不動産一括査定の最大のメリットの1つが、無料で利用できる点です。
売買契約を結ばない限りは無料ですので、安心して査定依頼が行えます。

煩雑な手続きも要らず、スピーディーに進められるのもポイントです。
本来であれば一社ずつ時間をかけて依頼するところを、一つのサイト内でさっと完結させられます。

エリアに対応している会社を把握できる

物件が建っているエリアを管轄している不動産会社について、何社あるのか調べる作業はとても大変です。

その点、一括査定サイトは物件の所在地情報に応じて、条件に合った会社を自動で表示してくれます。

普通に調べると手が回らない遠方の不動産も把握できるのは、一括査定サイトの大きな強みです。

適正価格が判断しやすい

複数の不動産による査定額を同時にチェックすることで、物件の相場を把握しやすいのもメリットです。

一社だけの査定だと適正価格かどうか分からず、最悪の場合だまされてしまったり、損をするリスクが高まります。

初めての不動産売却で何も分からない場合、一括査定を参考にして相場を掴むことは大切です。

また、査定価格だけに限らず、売却プランやサービス内容等、様々な観点で比較できることも強みです。

自分の物件の特徴に特化した会社を見つけることは、売却を有利に進める鍵となります。
一括査定でおおよその適正価格を判断し、売却プラン等の特色から自分に合った会社を選びましょう。

不動産会社間の競争もプラスに働く

一括査定で複数社に依頼を出した場合でも、売主が仲介料を支払うのは売買契約を成立させた一社のみです。

そのため、各不動産会社は売買契約を結べるよう懸命に動いてくれます。
一括査定によって生じる不動産会社間の競争も、売却をスムーズにしてくれる要素と言えるでしょう。

不動産一括査定サイトのメリット

不動産一括査定のデメリット

相場知識がなく不動産売却が初めての方には特に便利な一括査定ですが、決して万能ではありません。
当然ながらデメリットも存在し、それらを意識せず一括査定を利用すると、思わぬ失敗を招くかもしれません。

後で後悔しないためにも、一括査定のデメリットを把握しておきましょう。

査定はあくまで参考価格

不動産会社による査定価格は、あくまで参考価格にすぎず、保証された数字ではありません。
特に、一括で申し込むオンラインの机上査定は、入力された物件情報のみを頼りに価格を算出します。

実際に物件の内部を見る場合に比べると、大幅に精度が落ちるのです。
より正確な査定価格を知るためには、直接物件を訪れてもらう訪問査定が必要になります。

まずは一括の机上査定で大まかな価格を把握し、対応の良い不動産会社に訪問査定を依頼するのが効率の良いやり方です。

高額査定の業者に注意

不動産会社の中には、売主に選んでもらえるよう、少し高めの査定を出しているところもあります。
相場より高い価格で物件を売ると、売れ残りによる値下げのリスクが上がるため注意が必要です。

他の不動産会社に比べて明らかに高い査定を出す業者があっても、安易に飛びつかず疑う心を持ちましょう。

適正価格を考えながら慎重に絞り込み、信頼できる数社の訪問査定を受けるようにすると安心です。

会社の絞り込みの難しさ

適正価格を把握できるのは一括査定のメリットですが、裏返すとデメリットになり得ます。
特に、各社の査定額にばらつきが出ると、適正価格の判断が難しくなります

高すぎる査定額に注意するのは基本ですが、各社のばらつきが大きい際は様々な角度から判断しなければいけません。

サービス内容や対応の印象、不動産会社の口コミ等も参考にすると良いでしょう。
また、複数の一括査定サイトを利用するのも有効な手段です。

登録していない不動産会社もある

不動産一括査定サービスで受けられる査定は、そのサイトに登録してある会社のものに限られます。
いくら優良な不動産会社があったとしても、利用するサイトに登録されていなければ表示されません。

小さな不動産会社等は登録されていないことも多いので、頭に入れておきましょう。
できるだけ多くの選択肢を持ちたい場合は、登録会社数の多いサイトを中心に見てみましょう。

地域によっては査定の対象外に

不動産一括サイトには、サイトごとに違う査定対象エリアが決められています。
都市部の物件を対象にしているサイトから、全国を網羅しているサイトまで様々です。

売りたい物件が対象エリア外に位置する場合、残念ながら査定を受けることができません。
アクセスの悪い地域等、田舎の物件はどうしても不利になるので、使えるサイトの選択肢が狭まります。

電話対応が必要なことも

査定結果は電話で伝えられることもあるため、たくさんの会社に査定依頼を出すと、その分電話の数も増えます。
営業電話自体は普通のことなので、同じ会社から何度も電話がかかることは珍しくありません。

電話対応に追われて困らないためにも、むやみに多くの不動産会社に依頼しないのが賢明です。

依頼する不動産会社はきちんと選定した上で、電話対応に都合の良い時間帯などを伝えておくとよいでしょう。

また、対応の可否は会社によりますが、メール連絡に変更できないか相談してみるのも一つの手です。
初めからメールによる連絡を選べるのであれば、こだわりがない限りメール連絡を選ぶと楽でしょう。

入力情報のミスに注意

基本的な事ではありますが、物件情報の入力を間違えると正しい査定結果が得られません。
訪問査定の場合と異なり、物件に関する情報は売主が入力したものだけが頼りです。

建物の種類や築年数等、各項目の数値に間違いがない事をしっかりチェックしておきましょう。
物件のデータが手元になければ、登記事項証明書を取得する等して、正しいデータを手に入れましょう。

不動産一括査定のメリットとデメリット
こざかな生徒
こざかな生徒

一括査定ならではのデメリットもあるんですね

せっかく複数の査定が受けられても、悪徳業者に引っかかると損をしてしまいます

クジラ先生
クジラ先生
こざかな生徒
こざかな生徒

一括査定のメリットが台無しになってしまうんですね

デメリットをちゃんと理解することで、メリットが生かされるのです

クジラ先生
クジラ先生

不動産一括査定を利用する際のコツや注意点

最後に、一括査定サイトを利用する際の注意点やコツについてご紹介します。
メリットやデメリットではありませんが、知って損はない内容なので押さえておきましょう。

最適な一括査定の依頼時期

不動産は売り出す時期によって相場の変動があり、最も高く売れる時期は2月から3月だと言われています。

引っ越しシーズンで不動産売買が盛んになる時期のためです。
この時期に合わせて売却できるよう、一括査定の時期を逆算しておくと有利に売却が進みます。

不動産売却に要する平均日数

査定依頼を出してから売却活動を開始するまでは3カ月程度と言われているので、12月から1月に査定を頼むと良いでしょう。

査定直前の部屋の掃除

一括の机上査定後に訪問査定を依頼すると、不動産会社の人が直接訪ねてきます。
掃除をしておいた方が良いようにも思えますが、査定額にはそれほど関係ありません。

というのも、掃除後の片付いた部屋を想定して査定が行われるためです。
大がかりな部屋の掃除は査定前ではなく、内覧前に行うのがポイントです。

床や壁の欠損や設備不良は査定額に影響するため、日頃のメンテナンスは大切に行いましょう。

査定前のリフォームについて

不動産を売却する前にリフォームすべきか考えている人もいるかと思います。
しかし、査定を出す前にリフォームするのはおすすめできません。

リフォーム代にかかった費用で不動産価値の上昇分をカバーできなければ、リフォーム損になるためです。

また、自分でリフォームしたい買主もいるため、リフォームは慎重に行うべきでしょう。
まずは訪問査定で家の中を見てもらい、直接不動産の担当者に相談するのが安全です。

査定における担当者の対応

一括査定サイトを利用した査定を受ける際は、各不動産会社の査定対応にも注目すると良いでしょう。
査定時の対応は、査定後に仲介を頼む業者選びの重要な指標です。

訪問査定の場合は担当者の方が訪れるので、その時の相性も無視できません。
売却の仲介依頼まで視野に入れつつ、査定対応をチェックしましょう。

まとめ

不動産一括査定サイトは、一度に複数の不動産会社から査定を受けられるため非常に便利です。
適正価格を把握しやすく、自分に合った不動産会社を探す上で多くのメリットがあります。

匿名での査定を行うサイトもあるので、気軽にネットから大まかな不動産相場を調べることも可能です。

ただ、メリットだけでなくデメリットもあることに注意しましょう。
高額査定の悪徳業者に騙されてしまうと、物件が売れ残って大きく損をしてしまいます。

メリットとデメリットの両面を理解し、査定サイトも適切なものを利用することが大切です。

ネットサイトの口コミ等も上手く活用しながら、納得のいく売却を実現させましょう。

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